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春が終わりを告げる今日この頃。
満開に咲き新しい生活を祝ってくれた桜は少しずつ散り始め、一つ学年が上がった俺のワクワクした気持ちも落ち着き始めた。
まぁ、どちらかと言うと学年が一つあがったくらいではあまり生活は変わらないというのに気づいてしまったのだ。
俺は学校が終わり、自宅への帰路を1人で歩いていた。
部活がブラックだ、教員にも休みを与えろと社会のあやかりにのかったのか、週一で休みがあればいい方の部活は珍しく休みになっていた。
お日様が出ているうちに家に帰るのはいつぶりだろうか。この前まで冬だったこともあり、帰り道はいつも真っ暗だった。
『いい天気だなぁ』
空を見上げながら歩く。いつも通学に使う自転車は絶賛故障中で帰りの手段は歩き一択だった。家に帰る時間は遅くなるが、こんな日も悪くないと思う。
あぁ、そうだ。あそこに行ってみよう。こんな天気のいい日にはぴったりだ。
そう、思い立ったおれは走り出した。
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作者名:ストれも | 作成日時:2020年3月23日 12時