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ねぇ…いのちゃん。

いのちゃんは

いつから知ってたの?





あそこには木蓮が咲いてたこと。





あのまっしろな花が

地面を白く覆い尽くす前に




枝の先には確かに咲き誇ってたこと…




誰も知らないと思ってた。

誰も見てないと思ってたのに…





いのちゃんは

初めてあった時からほんと…

ふわり、と消えてしまいそうなくらい



俺に優しく触れる、不思議な人だったね。









『好きと言えば、最後。』

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作者名:0415 | 作者ホームページ:___  
作成日時:2020年2月28日 19時

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