今日:2 hit、昨日:48 hit、合計:1,786 hit
小|中|大
18 ページ20
滝川さんが神主を務める夜多神社は、雨に濡れ神秘的な美しさを放っていた。
大きめのTシャツからは、滝川さんの匂いがする。
中部地方は、今日から梅雨入りだそうで
雨は次第に強くなっていった。
滝川「車で送っていこうか」
「…」
私は、俯いてしまう。
今日、この時を逃したら駄目な気がしたから。
滝川「三栖」
「…雨が止むまでここにいたいです。」
滝川「…でも親御さんが心配するだろうし、」
「母は出張で今夜はいません。」
滝川さんの目を見つめてはっきりそう言う。
滝川「…はぁ。雨が止むまでだぞ。」
「…はい!」
こうして、雨が止むまで滝川さんと2人で過ごすことになった。
雨よどうか止まないで
私は心の中で強く祈るのであった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
22人がお気に入り
22人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:やよい | 作成日時:2024年2月22日 15時