拾壱 ページ13
A
しのぶに教えてもらった自室に着くと、腰を下ろした
もう夜が来るのも近い
なんだか内容が濃かったな…
畳に背を付けて、天井を見る
さてと。
これからどうするかな…
鬼殺隊は本当に大っ嫌いだ。
兄さんの命を取ったところでもある。
今頃生きていれば兄さんと一緒に戦っていたはずだ。
兄さんも、柱に…。
なんて言うかな、人を守ろうとする鬼がいるんだよって言ったら
面白いね、とか、それなら俺らもその鬼と協力しないとね、とか言ってくれたかな
ただ、あいつのあの声とあの顔に嘘は感じなかった。
それに私も鬼を倒して、鬼舞辻の頸を切れればそれでいい。
そう考えると、鷹が飛んできた。
最近は一日中2人の弟の行方を探ってもらっている。
私も探ろうとしたんだけど、街には到底行けなかった。
まぁ、あんだけ派手に舞を舞ってたら有名にもなるか…
「どうだった?」
鷹「今日は見つけられなかったが、情報が出てるらしいぞ!見つかるのはもうすぐだな」
音と夢、どうか無事でいて
母さんが鬼になり、兄さんが死んだ日以来、会うことは無かった
私が幼く、体力がなかったのもある。それにその時はまだ刀をふるえる実力が、何も無かった
でもそれ以上に音と夢は幼い。
早く、探しに行かないと
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大正コソコソ噂話
しのぶ「(あんなにAさんが素直なこともあるんですね……)」
しのぶはかまぼこ隊の世話をAが受け取ってくれないと思っていたらしいよ
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ピエロ(プロフ) - ひーちゃさん» ありがとうございます!!そう言っていただけて嬉しいです…! (2020年2月28日 11時) (レス) id: ac5457e183 (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃ(プロフ) - めーっちゃよき!! (2020年2月27日 23時) (レス) id: a3b4ed7c89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピエロ | 作成日時:2019年1月21日 21時