【鬼滅の刃】鬼殺隊が大嫌いな舞姫

捌 ページ10

A
しのぶの屋敷でかいなあ



隠の人に挨拶して、屋敷の中に足を入れた




「……？」



誰だ、あいつ




あーまって、誰かがなんか言ってた

しのぶの継子の……栗花落カナヲ…か




目を使って見ると、そう表示された




……なんかめんどそうだから挨拶は後回しにしとこ




適当に歩いてると、アオイに会った




アオイ「Aさん？どうされましたか？」




こっちにずんずんと、歩いてきてそう聞いた




相変わらず、ずばずばさっぱりした感じだな




「これからこの屋敷でお世話になることになった。よろしく。怪我はしてないよ」




アオイ「！そうでしたか。着替えるなら突き当たりの右の部屋でどうぞ」




では、と言ってまた違うところに歩いてった




アオイもなかなか忙しそうだ




言われた通り、羽織と隊服に着替えることにした



着物を脱ぎ、隊服に手を通した


袖がなく、ぶかぶかのズボン



これ……兄さんのか




全く、私らのお館様はなかなかにすごいな


ベルトできつく締め、羽織も着た




なんとなくだけど、兄さんに近づいた気がする





部屋を出て、適当にそこら辺を歩いていると、竈門がいる部屋についた




まだ隊服のままだから帰ってきたばっかりなのか



「竈門」




炭治郎「！！！Aさん！！」



善逸「え？なになに、知り合い？？」



いや誰だよ。鼻水汚ねえな



竈門はふらふらと歩きながら来て、頭を下げた




炭治郎「本当に、妹のことも、俺のことも…

助けてくれてありがとうございます！！！」




「別に。自分の意見を言っただけだし、認めてくれたのは柱の奴らだし

まあ、良かったんじゃない」



だから顔上げろ、と言うと不思議な顔をしつつも顔を上げた




炭治郎「はいっ！！！(？さっきまでは暖かいような、匂いがしていたのに

今は全く匂いがしない)」



善逸「(誰だこの人……めちゃんこ綺麗やんけ

でも、全く音がしない…生きてるこの人？？
不規則な音がするしのぶさんよりも怖いな)」



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