【ハイキュー】及川徹が激愛する彼女

一方烏は ページ32

武田「青葉城西との合同合宿組めました！！」




がらら！と勢いよく開いた体育館の扉からもう見慣れた先生が入ってくる




日向「おぉお！！大王様とまた戦える……！！」




月島「君のその戦闘意欲はどこから湧いてくるの」




目を輝かせてそういう日向と、そんな日向をうげ……という目で見る月島




サーブでぼこぼこにされたのに、よくまた戦いたいと思えるものだ





澤村「また及川とか……」




東峰「青葉城西……エース……ひぇ……」




菅原「旭がドロップアウトした！！」




西谷「あの人のサーブまた受けれるってことか！！！」




田中「あの爽やかさん僕大嫌いです」




思い思いに騒ぐ中、1人。




影山「……それって、どこでやるんすか」




武田「あぁ、会場については言ってなかったね

場所は青葉城西の合宿場に泊めてもらえるそうです！」





影山「……あざっす」




どうしても、謝りたい人がいる




烏野の中で学んで、わかった




あの時の手も、言葉も、振り払うべきでは無かった




影山「会えっかな」




山口「え、誰と？」




日向「まさか……想い人！？」




月島「君がよくそんな言葉言えたね」




日向「この前授業でやったばっかだ！」




月島「あぁ、そう」




影山「ちげえよ日向ボケェ！！！！！」




また影山が日向につっかかり、やいやいする中で




清水「騒がしいね、あの子たち」




谷地「あはは…でも、烏野って1度青葉城西には負けてるんですよね……？」




清水「うん、仁花ちゃんと千夏(・・)ちゃんが来る前にね」




谷地「じゃあ今は一勝一敗ずつってことなんですね……」




千夏「へぇ〜、そうなんですね！いやー私も会えるかなあ……」




菅原「あれ？ちなっちゃんも恋人かぁ〜！？」




影山「だから！俺も違いますって！！」




千夏「あ、いえ……

その、生き別れのお姉ちゃんがいるんです」




縁下「え、生き別れ……？」




千夏「あ、いえ！全然重い話なんかじゃないです！

でも青葉城西にいるって言ってたから……会えるかなって……すいません」




田中「素敵な事じゃねぇか！！」




千夏「えへへ……」




＿＿＿＿はにかんだ笑顔




その顔には、裏の思いがあるのに




千夏(楽しみだなあ……ね？




おねえちゃん)

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