【歌い手】お嬢様はお飾りで

ツンデレ？ ページ24

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「おい、行くで」


文句をこれでもかってくらい垂れ流しながらも、手当をしてくれた猛犬番犬坂田

もしかしてツンデレなのかな


「……どこに？」


ぐいぐい腕を引っ張らないでほしい

私はベッドから動くつもりはないし、坂田はどっかに連れて行こうと引っ張ってくるので、私の腕は引き千切れそうだ

なんてグロテスクなんだ！やめてほしい！！


「みんなに言う」


みんな……って、あの人たち？

え？？最高にめんどくさくなりそうなんだけど？

意味もなく私が怒られそう


「言わなくて良いよ」


「どうせバレるやろ」


「会わなきゃ良いだけじゃん？」


なんて言ってみると睨まれた
怖い怖いぴえん


「会わない……って、どないするつもりや」


「んー？1番手っ取り早くて学校を休むとか」


「心配するやろ」


「え？なになに？坂田も心配してくれんの？」


「ばっ！はっ！ちっ！！」


ばっはっちっ
何じゃそりゃ

まぁ、ツンデレ坂田なら心配してくれるよね？？
あんま興味ナッシングだけど


「面倒くさくなりそうだから、これは私と坂田だけの秘密にして！！」


目の前で手を合わせ頼んだ


けれど


_ｶﾞﾗｯ


「わ、思ったより怪我が酷いね」

そらるん→←サボってる訳じゃないよ

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