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ーー北山sideーー





あれから2人で近くにあるホテルに来た。






「…ほんとに、よかったんですか?」


「あみちゃんから誘ったんでしょ?」





そう言うと、少し悲しげな表情をした。









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お互いシャワー浴びて
コンビニで買ったお酒で、再び乾杯して。









「…あのっ」


「なに?」


「朝までいる、って言うのは、そのっ、北山先輩と、
そういうことをしたいってわけなんですけど…っ」


「うん、知ってるよ?」






ホテルに来たのにまったり酒飲んで
そんな雰囲気ないから、戸惑ってたのかな?





「ふふ、かわいーね」


「…からかわないでくださいっ///」


「あっち、いく?」






視線をベッドに向けて声をかけると
あみちゃんが静かに頷いた。









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彼女をベッドに組み敷くと
潤 んだ瞳で俺を見つめてくる。





「ほんとにいいの?」





だって俺、あみちゃんの気持ちに
応えたわけじゃないし。


なんなら、その気持ちを上手く利用して
俺の精神安定剤みたいにしちゃってたし?









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「…北山先輩はっ?」


「え?」


「先輩こそ、本当にいいんですか?」









あみちゃんの、その真っ直ぐな瞳で
見つめられると嘘をつけなくなる。



全てを見破られているかのような
澄んだ瞳で見られるのが俺は嫌いだった。









「…なに、言ってんの?」


「だって、まだAさんのこと…っ!」








思い出したくない、Aのことなんて。



自分の今の気持ちも、認めたくないっ。









これ以上、何も言われたくなくて
あみちゃんの唇の動きを無理やり止めた。







「…んっ…、や……っ!」





「頼むから何も言わないでくれよ…っ」


「…えっ?」


「…俺だって…っ、俺だって…っ!」









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俺だって、Aとずっと一緒に居たかったんだよ。





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tama317mitsu917(プロフ) - 完結おめでとうございます♪ずっと読ませていただいてます。二人のその後がやっぱり気になるので、是非とも続編をよろしくお願いいたします。 (2021年2月28日 22時) (レス) id: f8ce196041 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーすけ(プロフ) - ぴろみんさん» ありがとうございます(^^)そう言っていただけると嬉しいです!ぜひ最後まで見てみてくださいっ (2021年2月3日 21時) (レス) id: 86c5550a31 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーすけ(プロフ) - ぴのさん» ありがとうございます(^^)これからの展開も覗いてみてくださいっ (2021年2月3日 21時) (レス) id: 86c5550a31 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーすけ(プロフ) - ななこさん» ありがとうございます(^^)Filledwithloveについても検討してみますね! (2021年2月3日 21時) (レス) id: 86c5550a31 (このIDを非表示/違反報告)
ぴろみん(プロフ) - 次の展開どうなるのかドキドキしてます!何度でも評価押したいくらいです。最後まで楽しみにしています(^^) (2021年2月3日 11時) (レス) id: c072230a0a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴーすけ | 作成日時:2021年1月10日 21時

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