すれ違い、愛し合い。

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あれ以来、私と宏光は話すことがなくなった。




会社で会っても知らん顔して、連絡も一切取らず
今までルーティンだった飲みも無くなった。








私たちの関係はまるで無かったかのように
あっという間に関係が崩れていった。









でも、これがお互いのためだって。





そう自分に言い聞かせてきた。









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『ただいまー』


「おかえり、A」




最近は私の家に涼矢先輩が居ることが多い。




前までは週末お互いの家に泊まっていたけど
先輩が私の家に来る頻度が高くなり
先輩の私物も多くなった結果今では半同棲状態。









先輩とは今まで大きな喧嘩もなく
安定した関係を築けている。







私と先輩のことを大学時代からの友達なっちゃんに
伝えたら大喜びしてたな〜。やっとか！！って。









私も付き合えた時は本当に嬉しかったな〜









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関係が安定してからは居るのが当たり前っていうか時々自分の気持ちがわからなくなる。




でもそれは先輩と居ると落ち着いて
大切だからこそ思うことだよね、きっと。









「ねえA、クリスマスって仕事？」


『24.25は両方仕事かな。26は休みだった』


「そっか〜。
俺25.26休み取れたからさ、25の夜出かけない？」


『うんっ！いいよ！』


「じゃあ店決めとくねー」







って、もうそんな季節だっけ？



先輩と過ごすクリスマスは2回目で
1回目は付き合ってすぐだったなー。









なんか、時間経つのって本当にあっという間だ。








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