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ーー宏光sideーー
あれからAにさんざん
手術こわいでしょ？って言われて。
そりゃ俺だって初めてだから怖いに決まってる。
でもあいつの手握ってたらほんとに安心しちゃって。
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面会時間が終わって1人になると
急激に不安が押し寄せてきた。
消灯時間が過ぎてもなかなか寝付けなくて。
起きてんだか、寝てんだか
よくわかんない状況のまま朝を迎えた。
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「じゃあ北山さん麻酔入れますね」
手術室の中。
いろんな設備があって
緊張を無くすためにぐるぐる見回してた。
それが最後の記憶。
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『……つ、〜つ……』
ん…？？
パチっ
目を覚ますと、真っ白な天井。
そこに1つの顔があった。
『ひろみつっ！！！！！』
「……A………？」
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作者名：ぴーすけ
| 作成日時：2017年4月7日 23時
