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今日は1つ目の決着をつける時。
「返事、考えてくれた…?」
『ごめん。二階堂くんとは付き合えない…』
「そっか。ありがとね?」
『うん……』
「そんな顔しないでよ。これからもマネージャーとしてよろしく!」
二階堂くんは、いつも無邪気で元気だけど
根はすごいしっかりしててとてもいい人で。
だけど、付き合えない。
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あれから宏光の事を意識しちゃうのは当然で
でもどうしていいかわかんなくて。
モヤモヤしながら部活に行くと
「今日、一緒に帰ろ」
って宏光に言われた。
部活おわり。いつもの帰り道。
「久々に公園行かね?」
ここは昔からよく宏光と遊んでた公園。
なんか懐かしいな〜
2人でブランコに乗ってると
「ねえ」
『なに…?』
「Aはさ、ぶっちゃけ俺の事どう思ってるの?」
『どう…って。……幼馴染…』
「うん、まあそうだけどさ。…なんつーか、感情はないわけ?」
『え?』
いきなり立ち上がった宏光が、私の目の前に立って
「俺はさ昔からAの事すげー好きだよ」
『っ///』
「お前に好きな人いるなら、関係崩したくないし諦めようと思ったけど…」
『うん…』
「いつになっても彼氏できねーじゃんか」
『……うるさいっ…』
そんなあ…
彼氏なんて作ろうと思って出来ないし…。
「…俺が彼氏になるのはダメなの?」
『えっ』
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作者名:ぴーすけ | 作成日時:2017年4月7日 23時