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「おい、着いたよ」
『…ごめんっ、寝てた』
ウトウトしてたら、声をかけられて。
あれ、ここって。
気づいたら見覚えのある駐車場にいた。
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『ねえ、みっくん…、』
「いいから行くよ」
私の荷物を持ってすぐ
エレベーターに向かう後ろ姿を追いかけた。
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『…おじゃまします』
「ん、どうぞ」
久しぶりのみっくんの家。
前までは毎日のようにいたのに
なぜか遠い昔のように感じてしまう。
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「お茶でいい?」
『あ、うんっ。ありがとう』
はい、って渡されて二人ソファーに並ぶ。
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ちゃんと話さないと。
でもいつもと違う雰囲気に
なかなか言葉が出なかった。
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『みっくん…』
「ん?」
『あのっ、この前のことちゃんと話したくて』
「うん」
『この前、ニカと裕太とご飯食べに行って
ニカが宮田先輩に呼び出されて裕太と2人になって』
「ん、」
『遅いからって送ってもらったら告白されたの…』
「それだけ?」
『えっ?』
「それだけであんな顔する?
次の日のA死にそうな顔してたけど」
『…えっと、』
「隠すの禁止。全部話して、」
『キス…された』
「・・・」
なにも言わないみっくんに
心が押しつぶされそうだった。
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ぴーすけ(プロフ) - AUSさん» これから少しずつ更新していきます。これからも見守ってくれると嬉しいです(^^) (2018年7月24日 22時) (レス) id: a8049f3c45 (このIDを非表示/違反報告)
AUS(プロフ) - 続き…待ってます!!!!!! (2018年7月20日 0時) (レス) id: 03fc21da44 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーすけ(プロフ) - せとさん» たぶん人違いだと思います(/ _ ; ) (2018年5月7日 0時) (レス) id: 0c0a75bd10 (このIDを非表示/違反報告)
せと - あまくかおるの続編はないのですか? (2018年4月12日 15時) (レス) id: c790124519 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴーすけ | 作成日時:2018年4月9日 21時