届いてますか？- K i -〈３〉

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残業にもラストスパートかけようって
思った時ピコンって携帯が光った。









▷ごめん、今日は会社戻れそうにない。
遅かったら先に寝てて。




▷了解。頑張ってね！









正直、みっくんの帰りを待って
残業してたからちょっと悲しい。









でもこうやってマメに連絡してくれるし
ほんとにいい彼氏を持ったなって実感する。









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その日、なかなか寝付けなかった。






みっくんの帰りを待とうとしたけど
暇すぎてベッドでゴロゴロすることに。









みっくんのベッドってすごい安心する。



そのまま気づいたら眠りに落ちてたみたい。









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ふわって温かいものに
包まれた気がして目が覚めた。








「ごめん、起こしちゃった？」









みっくんは私を後ろから抱きしめていた。









『おかえりなさい…』




「ただいま」







寝起きのフワフワした感覚でそう言うと
ちゅって、優しいキスをしてくれた。









「よし、寝よっか」






ぎゅうううって私の抱きしめて あやすように
トントンって背中を叩いてくれて再び眠りについた。









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朝はいつも私の方が先に起きる。






みっくんの可愛い寝顔を
じっくり見れる特別な時間。









かっこいいし可愛いし
本当に私なんかと付き合ってて
幸せなのかなって思っちゃう。









でも今更みっくんから離れるなんて絶対できない。









『みっくん、起きてっ』




「んー…」




『朝だよー、みっくん！』









朝起こすのに苦労するのはいつもの事(笑)









「…A？」




『ん？おはよ、みっくん』




「…はよ、」









これから毎日こうしてられたらいいなぁ









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