届いてますか？- K i -〈３〉

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「Aはさ、結婚したいとか思うの？」




『えっ？結婚？』




「そう。
そろそろ俺らも、そういう年代じゃん？」




『そうだねー…
最近少しずつ思うようになったかもなぁ』




「じゃあ北山さんと結婚？」




『どうだろ…、出来るといいけど』




「なに？北山さんと結婚したくないの？」




『いや！したいけどね！』




「俺もしたいな、結婚」




『あれ？裕太って彼女いるんだっけ？』




「いないよ。でも俺の結婚相手決まってんだー」




『えっ？どういうこと！？』




「うっそーん。結婚したいな、」









よくわかんないけど、裕太も大変なんだなあ。









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『送ってくれてありがとう。気をつけてね！』




「おう。あのさ、」




『なに？』




「今度二人で飲みに行かない？」




『えっ、二人…？』




「昔さAと旅行行った時
美味しいチューハイ飲んで
また飲みたいねってずっと言ってたじゃん？」




『あ、うん…』




「それがね、この近くのお店で飲めるらしくて。」




『え、そうなの！？』




「だから今度行こうよ。
俺もAとまた飲みたい」




『…うん。でも、』




「やっぱ二人は厳しい？」




『ごめん…、』




「わかった。
じゃあニカとかも誘って行こ？」




『うん、そうしよ！』




「無理言ってごめん。じゃあおやすみ」




『おやすみ』









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部屋に戻ると寂しさを覚える。







この前までみっくんと一緒だったのになぁ。









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