届いてますか？- K i -〈３〉

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ーー北山sideーー









「A…、」








あのあと何度も愛し合って
ぐったりしたAをベッドに寝かす。









あっとゆーまに寝息が聞こえて
そんな彼女を愛おしく思う。









寝てるのに俺の手をギュって掴んで離さない。









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「この先も俺の側にいてくれよ？」









寝ている彼女に囁いて俺も眠りについた。









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朝起きるとまだスヤスヤ眠ってる彼女。









これから毎日この寝顔見れるって幸せだなあ。









『…んーー、』





「おはよ」





『…おはよ、』









まだ夢の中なのか微妙な反応。









「今日、病院だよな？何時から？」





『えっと、今日は午前中だった気が』




「あ、そうなの？
俺もうちょいしたら出るけど仕事どうすんの？」




『あっ！
今日は午前中だから有給もらったんだった』




「そっか。じゃあゆっくり寝てな」





『みっくん…』





「ん？」





『お泊りって今日で終わり？』




「あれ？もう1週間経ったっけ？」




『うんっ』









どーすっかなー。






だらだら泊りからの同棲って
なんか嫌なんだよなー。









けじめが欲しいってゆうか。









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