届いてますか？- K i -〈３〉

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「久しぶり」





『あ、うん、久しぶり！』









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案内された席にいたのは裕太だった。









この前久しぶりにニカと会って
3人でご飯行く予定を勝手に立ててたとか。









学生時代の話で盛り上がって
懐かしいなーなんて思い出に浸って。









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「そういえば先輩とどうなった？」





『え、先輩っ！？』






「前にご飯行った時言ってたじゃん」





『あぁ…付き合うことになりました』





「そうなんだ、よかったね」









そっか。






前に裕太とご飯行った時は
まだみっくんと付き合ってなかったんだっけ。









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「へぇ〜お前らまだ会ってたんだ」





『いや！たまたまだからね？』









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なぜかニカが食いついてきたけど
その時はなんも考えてなかった私。









それから時間はあっとゆう間に過ぎて。









「じゃ、またな！」









ニカは下り方面、私と裕太は上り方面だから
自然と駅から裕太と2人きりになるわけで。









「家まで送るよ」




『いやいや、大丈夫だよ！駅から近いし』




「流石にもう遅いし、早く帰るよ〜」









私の最寄りに着くと裕太も降りて
早く〜って裕太のペースに振り回される。









そんなことでさえ懐かしく感じた。









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