青い瞳【クローリー】

episode1 ページ3

エイリアンハンターとしての仕事を終え、久しぶりの休暇を貰えた私は、何ヶ月かぶりに地球に向かっていた。








目的は勿論、神楽の様子を見るのと神楽の世話をしてくれている万事屋の銀時さん達に挨拶をするため









なんだけど...









『ここ何処だっけ····？』









生憎、私は物忘れが激しく万事屋への道をすっかり忘れていた。









んーどうしよう。



とりあえず、誰か万事屋を知ってる人ようを探して聞いてみようと思い、再び足を進めると、









｢おい、くそチャイナ。お前こんな所で何してやがんでぃ。｣









ん？
この声は...









『総悟くん??』


知り合いの声が聞こえ、振り返るとやはり真選組の一番組隊長の沖田総悟がそこにいた。
彼は私を見ると驚いたような表情を浮かべ、









沖｢っ！Aさん！すいやせん、てっきりチャイナだと。｣



『あはは、謝らなくてもいいのに。律儀だねー総悟くんは。』






私がふふっと少し笑いながらそう言うと、









沖｢笑わないでくだせぇ…！｣

と、少し恥ずかしそうにしながらそっぽを向いた。









ふふ、相変わらず可愛いなぁー。
総悟くんみたいな弟だったら大歓迎なのに。
最近、神威は遅めの反抗期かなんだか知らないけど、可愛くないもの。

すぐ殺し合いに発展しようとするからあまり会いたくないのよね。









沖｢···で、あのAさんはなんでこんな所にいるんですかぃ？｣






『あ、そうそう。万事屋に向かってたんだけど、気づいたらここにいてネ。総悟くん万事屋まで案内してくれない？』






沖｢いいですけど、その年で迷子ですかぃ。｣







『うるさいわよー。あなたと2つしか変わらないわ。さあ、行きましょう！』






沖｢へいへい。｣









サラッとこの子もたまに失礼なこと言うのよねー。しょうがないじゃない。ターミナルから出たら｢あれ？こんな所来たことあったっけ？｣ってなったんだから。


きっと町が大規模工事でもしたのよきっと(真顔)









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