【銀魂】愛を知りながら (ページ23)

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来客には糖分出しとけ.2 ページ23

『本当にやってるんだ....』

"万事屋銀ちゃん"と大きく掲げられた看板を見上げ口にしたA。
立派に社会人やってるなんて信じられないという感情だ。

＿＿＿＿＿＿ﾋﾟﾝﾎﾟｰｰﾝ

神楽「新聞なら間に合ってるアル～」
新八「ちょっと神楽ちゃん！貴重なお客さんかもしれないでしょ！」

2階に上がりインターフォンを鳴らせば何やら会話が聞こえてきた。
新聞の勧誘だと思われている。

違うと否定をしようか日を改めようか迷っていると＿＿＿ｶﾞﾗｶﾞﾗと扉が開いた。
開いた扉の先には人間をかけた眼鏡と中国風の女の子。

新八「依頼です....か」
神楽「うお！ごっさ美人ネ！」

今まで見た中でも1番かもしれないAの綺麗さに一瞬時間を忘れる新八。
そして素直に別嬪だと口にする神楽。
そんな2人にAは微笑む。

『初めまして。坂田銀時さんはいらっしゃいますか？』

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新八「ど、どうぞ。こんな物しかなくてすいません....」
『いえ、ありがとうございます。まだ若いのにしっかりしてますね。』
新八「い、いいいえいえ....！」

銀時が不在の中。
お茶が切れている為、冷蔵庫にあった銀時のであろうイチゴ牛乳を来客の前に出す。
それに文句を言わずありがとう、と微笑む彼女に2人はコソコソと話し始めた。

神楽「ﾎﾞｿｯ本当に銀ちゃんの知り合いアルか？あんな美人と銀ちゃんに繋がりがあるなんて思えないアル」
新八「ﾎﾞｿｯ僕もそう思うけど間違いないって言ってるし....」

思わず「本当に坂田銀時って人ですか!?」と聞いてしまったのは銀さんには秘密にしようと思った新八。

神楽「ﾎﾞｿｯ銀ちゃんが昔泣かせた女アルか？」
新八「ﾎﾞｿｯいやいや....むしろ泣かされる方じゃ....」
『あ、あの....』

Aが控えめに声を上げる。

新八「は、はい!?」

『もしかして銀時のお子さん？』
「「え？」」