【HQ】まるで白雪姫。【黒尾鉄朗】 (ページ16)

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妃海「…わ、私見たんだからぁ…！私……見たのに…」

と、疑いの目を向けられている妃海は苦しくなったのかそう繰り返す

黒尾「とにかく、ここは俺らでなんとかするから」

そう黒尾が言うと音駒以外の人はそれぞれの部屋に戻って行った

場が落ち着くと、研磨が口を開く

研磨「…Aは…そんなことしないと思う…」

妃海「で、でも！私見たんだって…！」

「私は、妃海が夜久に頼まれた物の場所がわかんないって言ってたから一緒に探しに来ただけ。」

妃海「…っちょ、」

夜久「俺そんなこと言ってねぇぞ？」

妃海「ひ、ひどいよA…私に罪擦り付けて…」

図星を突かれても全然懲りない、面倒臭い。

灰羽「妃海先輩、背中に何か付いてますよ？」

妃海の後ろに居たリエーフがそう言う

夜久「このタイミングで言う事かよ…って、妃海の背中に付いてるやつって…」

黒尾「雑誌の破片だな」

灰羽「しかもこれエr」

夜久「ん"ん"っ、」

夜久がわかりやすく咳払いをしてリエーフの言葉を遮る

「黒尾最低」

と、黒尾の背中をバシッと叩く

黒尾「違っ…俺じゃねぇよ！」

研磨「クロが買ってたんじゃん」

「うわぁ」

黒尾「嘘を言うな研磨！」

海「…でもなんでそれが妃海に付いてるんだ？」

犬岡「…破られてるってことは…妃海先輩が荒らしたから、付いてるって事っすか？」

夜久「そーゆーことになるよな」

妃海「うっ……いや、あ、その…」

リエーフ、今日のMVPはお前だ。