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ポートマフィア首領、森 鴎外。
そして一緒にいるエリスという
少女にだけ私の存在を報告にと
紹介されたが、それ以外はなぜか
隠しているらしい。
〜首領部屋にて〜
「それで、その子が話していた異能力者かい?
太宰君。」
「はい。彼女の異能は実に情報収集向けで
何かと役に立つかと」
「なるほど、君が連れて来たんだから
間違いはないだろう。
君、歳はいくつだい?」
「、、14、くらいかと」
太宰さんの後ろに隠れ服を掴んで
少し怯えながら言う。
「ふむ、、これを着てくれないかな?」
出してきたのはすごくフリフリのドレス。
「、、、え?」
素っ頓狂な声が出てしまった。
「いやー君が着てくれたら、
エリスちゃんも着てくれると思うんだよね」
ワケが分からず太宰さんを見るも
太宰さんはいつもの事のように
呆れた目をしていた。
どこからか少女の声が聞こえてきて、
「リンタロウーーーー!
ケーキが食べたいわ!
ってその可愛い子だれ?!」
これまた、可愛らしいフランス人形の
ような金髪少女が現れた。
「エリスちゃん!ちょうどよかった。
これを彼女と一緒に着てくれないかな?」
「あの子も着るならいいわよ!」
話がかってに進んでゆく。
「ねぇ!貴女の名前は?」
「A、、です」
そこから先はドレスを着せられ、
エリスちゃんと少し遊んで、
やっと太宰さんの部屋に帰ってきた私は、
疲れ果て眠るのだった。
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作者名:猫 | 作成日時:2018年10月24日 2時