ぶりっ子VS最強《呪術廻戦》

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夏油「悟。そういうのは自分のすべきことを終えてからしろ」




五条「なんだよ、すべきことって」




夏油「勘違いしてAに散々なことを言っただろう？私はAに謝るのが先だと言いたいんだよ」





そうだそうだー。




ピュアな乙女の心を傷付けたんだから責任取って結婚しろぉー！





五条「誰が誰に謝るって？」




夏油「悟がAに」




五条「…は？」




夏油「A、悟は言語も理解出来ない猿らしいから、付き合うなら言語が理解出来る人間をお勧めするよ、私は」





今の言葉を夏油君は笑顔で言いました。




重要なことだからもう一度。




彼は笑顔で親友のことを猿だと言いました。





『悟君が猿でも(顔は良いから)愛せるよぉ？あとAはぁ、付き合うどころか結婚したいんだよね♡』




五条「お前ら二人絶対ボコす。だからさっさと術式解け、如月」





あ、そうだった。




術式解いてなかったんだった。





『悟くぅん…Aね？すっごぉぉぉぉぉく傷付いたからさぁ…悟君からの愛が籠った謝罪が欲しいなぁ…？術式、解いて欲しいんだよねぇ？』




夏油「ｸｸｯ…性格悪いな、A」




『傑君には負けるよぉ♡』





五条君が今この瞬間私達を殺そうと思っていたとしても、行動に移せないのなら怖くはない。




術式が使えなきゃ五条君はただの金持ちイケメンだよ。




強さなくても狡いな。





蓬「術式解いてください。如月さん。そちらが術式を使っている以上、こちらも同じような対処をしますよ」




『調子に乗んなよぉ？万年二級がぁ♡』




蓬「なっ…！！やっぱりそれが本性なんじゃないですか！」





本性っていうより、貴方にムカついてるだけだよ？よもぎん。




こうなった元凶は君だから。





夏油「早く謝った方がいいよ？悟。蓬が私の呪霊の餌食になる前にね」




『やーん。傑君かっこいい〜♡』




五条「お前本当にどうしたんだよ、傑。今まで如月のこと庇ったり助けたりしたことなかっただろ」




夏油「何故だと思う？」





夏油君が相手になるとは思っていなかったらしく、驚いた顔をした蓬に笑みを向けたまま夏油君は五条君に聞き返す。





五条「聞いてんのは俺だ」




夏油「Aが“庇ったり助けたりしたいと思える人間”だから…かな」





誰か夏油君にイケメンで賞あげて。

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