真選組の銃使い

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斬って斬って斬られまくって


撃って撃って撃ちまくった。


腕が切られていて


銃を持つ手に力が入らない。


きっと山崎は

近藤さん達にこの事を言ってるはず。きっとね。

だから平気。



私はその後も撃ち続けた。

やっと見えた。


でも


土方さんが敵に囲まれてる。



助けに行った方がいいのか。でも、出血のせいで前がよく見えない。



土方「俺も似たようなもんだ …ひでー事腐るほどやってきた。


挙句、死にかけてる時にその旦那を叩き斬ろうってんだ、

ひでー話だ。」


当馬「同じ穴のムジナという奴ですかな。
あなたとは気が合いそうです。」


土方「そんな大層なもんじゃねぇーよ。

俺ァ、ただ




惚れた女にゃ、幸せになってほしいだけだ。」





ちゃんと聞こえたよ。



それだよ。それでいいんだよ。土方さんは



それでいいの。





「いけええええ！！」


なんだろー、近藤さん達の声が聞こえる。


来てくれたのかなー？


やばい、立つのすらしんどい。



私は当馬が行った車の方を追いかけた。


なんか、旦那が見える気がする。


何これ、



総悟がいる、




A「総悟、あぶな、」




総悟は何事もなかったように

車を２つに斬った。



A「どんな、力してんの。くそ怪力が、」



そこから

私は覚えてない。







なんだかミツ姉が


挨拶に来てくれた気がするけど。



多分私はミツ姉の最後を見れなかったんだな。


でも挨拶して来てくれた。






ありがとう。



最後まで





妹として。見てくれて




血の繋がりのない私を




助けてくれてありがとう。

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