変人なハンターはゲームの時は狂気なのに、オフの時はオカマって何ですか？ (ページ5)

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第3話ページ5

そして待機部屋にいたノエルに4人のサバイバーが来ていた。

「……(［占い師］［調香師］［医師］［弁護士］

チェイスと解読、治療サバイバーをバランスよく組み立ててきたわね………)
……先に［占い師］と［医師］を飛ばしちゃいましょうか、それなら効率がいいわ」(ボソッ)

サバイバーの編成を見ていたノエルは頭でイメージトレーニングをしてから美智子のプレイをすかさず見ていた。

すると

“うっ…！”

「！！信号銃……ッ！」

心眼を吊ったはずが、空軍に邪魔され美智子の綺麗な着物が少し汚れた。
美智子のゲームが無事に終わるようにと願って

ノエルはチラッと後ろを向き
サバイバーは全員チェックを入れていた。

ノエルは少し考えて特異体質をいつも使っている“監視者”ではなく、“瞬間移動”に切り替えてチェックを入れた。

割れる音がしてしばらく経つと波の音が聞こえ
ノエルは湖景村と分かり、
ここからどうするかを考えていた。

「……瞬間移動は後50秒って事かしら？……

サバイバーがダウンさせずに手加減しておきたいわね……少し手荒な真似は許してよ…………

……行くぞ、俺」

ノエルは何を考えているのかと言うと、
美智子のいるフィールド…赤の教会へと行くために、密かに実行するノエルだった………

サバイバーside［占い師］

「………ハンターは……［メイクアーティスト］か……厄介だな」

大きな船にいるのは［占い師］イライ・クラークだった。
ゲーム開始直後に天眼を発動し相棒の梟に偵察してもらった。

「お帰り偵察ご苦労様。」
“『解読に集中して！』”

梟が戻ってきた瞬間にチャットを送りすぐ近くにある暗号機に触れた。

すると、
赤い筋のような黒いものが見えてイライは暗号機に離れた。

そこに現れたのは、

「ちょっといいか？［占い師］」

「なんのようですか？…［メイクアーティスト］」

「何、ダウンはさせない。ただ存在感を貯めるだけだ」

「……存在感を貯めて何をする気ですか？」

「……友がな、今大変なことになってるから」

「………はい？友って……へっ？」

ノエルに言われたことにイライは頭のてっぺんにハテナマークが存在していた、
それと同時に梟も首を傾げていた。