第1話 ページ3
不気味な森の奥にひっそりと佇む大きい洋館があった。ぼろぼろの館に窓を大きく開けていた窓があり、小鳥が入って鳴いた。
ちゅんちゅん
小鳥の鳴き声にベッドが少し動いて
彼が身を起こした。
「んっ……、〜ッ！ふぁあぁぁぁ〜……」
寝転んでいた体を伸ばし欠伸をした後小鳥の鳴き声を聞く…
「おはよう、良い天気ね、明日もお願いしてくださる？」
ちゅんちゅん！
小鳥は青空へと飛びだったのだ。すると下から声が聞こえた。
「あ、ノエルさーん！起きましたか！野菜の収穫を手伝ってくれませんかー？」
下から話しかけてきたのは［白黒無常］の謝必安だった。大きなカゴを持ち、
眠そうな［道化師］ジョーカーと一緒にいた。
「ええ、勿論やってあげるわ！」
「ありがとうございますー！すぐに来てください！これから収穫しますので！」
そう言って謝必安は笑顔で手を振った。
同じように手を振っていつもきている白シャツとスーツのズボンを履いていき、パーカーをきて、外に出た。
日焼け止めも忘れずに、塗って
「お待たせー！、さあ、始めましょ！」
「朝っぱらから元気だなー……ノエル姐さん」
「何よ。シャッキとしなさいよ！、大の男が言わないの！」←(結構スタイルが良くリッパーの下らへん)
「(そういうノエルさんも男ですけど)……」
そんなこんなで収穫を再開し、3人で分担をする。
「……暑いわねー、
でも良い天気ね、3日ぶりかしら？」
「そう見たいですね、晴れて良かったです。」
「これならゲームに集中できるな……よっこらせと」
「クスッ、久し振りにお茶会でもしましょうか」
「良いわね！謝必安！」
ノエルは身を乗り出して、謝必安の元に大量のトマトが入ったカゴをそばに置いておく。
「結構とりましたね、これならハヤシライスが作れますね。ありがとうございます。ノエルさん」
「クスッ、でも良いわね…快晴だもの」
「はい」
謝必安は解釈してジョーカーを呼び3人で館に入った。
「お帰り〜！謝必安！ジョーカー！そして
おはよう！ノエル！！」
元気よく挨拶してくれたのは［泣き虫］のロビーだった。
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作者名：緑茶部長 | 作成日時：2019年7月22日 20時
