なにわのシンデレラガール 1

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大吾side


昨日は言い過ぎたかな？

ただ、 Aが辛いのに言えない環境を作っていた
俺たちに、、いや、俺に腹がたって、つい強い口調で
「なんで言ってくれなかったん？」なんて言ってしまった、


Aは Aなりに理由があったはず。


俺って、ホンマに馬鹿やな。

今日は Aが1人レッスンって聞いて、
謝りたいし、一緒に振り入れ手伝おうと思って、スタジオに着いた。



だけどなんて言おうか、どんな風に振る舞えばいいか分からなくて、部屋の前で立ち尽くす。



流星「大ちゃん、部屋の前で突っ立って何してんの？
入ろー？」




大吾「わ！流星，！流星も来たん？」


振り向くと、流星が立ってて、俺を見て不思議な顔してる。



流星「Aを1人に出来ないし、
ほら、うじうじしてないで、行くよ」



昨日、言い過ぎたかと、うじうじしてたから、
部屋の前で入ろうとしない俺を見て、声を掛けてくれたんだろうか。



流星「A？おはよー」


『流星くん？！大吾くん、？なんで、いるの？』


目を見開いでびっくりしているA


大吾「オフやったし、一緒にやらな思ってさ」


『ありがとうございます、2人とも、』


大吾「あの、昨日は、、」


大橋「おっはよー！ございまーす！」


長尾「おはよーーー！ございまーーす！！」


丈「朝から、うるさいねんけど、
A、ちょっとは良くなったか？」


道枝「おはよ、A」


元気な皆が入ってきて、俺の声はかき消されたけど、
また、レッスンが終わったら、
ちゃんと話しかけよう。


皆、結局思うことは一緒でAを1人にしたくない。
なにわ男子は皆で支えあって行きたい、
それが俺たちは自然に出来ている。
きっとこれからもっと、良いグループになれるはず。
多分皆が心の中でそう思ってる。

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