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何かが割れる音が耳に入り込んだ。
そして二番の境界が壊れる音も。
｢＿＿………いつの間にか終わってる。｣
やらかしたと、私は一人でクスクス笑った。
でもあちこちが痛いのには変わりはない。
｢動けないじゃんこれじゃあ……。｣
血も流れ続けているとなると、かなりの深手みたい。
治る……よね、怪異だし…人間じゃないし……。
｢…………え!?治るよねすぐ!!｣
前だってそーだったもん!!
ちょっと焦ったけど、多分………ダイジョーブ…。
壊れていく境界と新たな眠気と共に意識を手放した。
＿＿＿
｢＿＿……キ…………ユキ…!!｣
｢!!……ったー!?｣
｢っ痛ってェ……もー、優しく起こしてあげたのにー。｣
｢だってこんなに顔近づけてるなんて誰も思わないじゃん!｣
気が付いたら例の階段の前にある廊下。
しかし、視界いっぱいに映りこんだのは花子の顔で、おもわず驚いて見事にごっつんこ。
悪いな花子……、いやでも一番悪いのは花子だわ。
｢＿＿あ、そーいえば依代……破壊したみたいだね。｣
｢そーそー。ヤシロにやって貰ったの。｣
なるほどねー……だけどその本人は見当たらない…。
花子に聞けば、先に帰したそう。
ミナモトは………人形と化したそうだ。
まあそりゃそうだろう、二番と戦ったみたいだし。
｢＿＿さて……っと?｣
｢あーあー、ダイジョーブ?もう少し寝てたら?｣
｢大丈夫だって!このくら……い…。｣
｢わっと。……ハァ、ホントにユキは生前からまったく変わんないね。｣
｢………!｣
生前からまったく変わらない……?
"まったく"?全然変わったじゃん……性格だって生前よりかなり明るくなるよう努力したし……。
なのにまだ変わった所ないの……?
私がふらつけば支えてくれて、辛そうにしていたら声を掛けてくれて……。
………あ、私、ホントに何も変わってない。
迷惑掛けてばっかりだ。
努力なんて、したって変わっていなかった…。
これじゃあ……。
｢＿＿………。ネーユキ、さっきのおれが言った意味……わかる?｣
｢………意味…?｣
。
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紅藍泉。(プロフ) - 迷い猫さん» 絵？………絵？？()マジすか？？結構前のイラストっすよ？？褒めていただきありがとうございます！！！！ (2021年9月26日 2時) (
レス) id: 72d8e8ff48 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 絵が尊い……！←何それ (2021年9月25日 17時) (レス) @page1 id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
紅藍泉。(プロフ) - ミリアさん» ミリアさんすみません、以前友達と合作したことがあるのですが全然続かないということがあり、更新も遅れそうだなと。自分には向いていない気がして多分恐らくは出来ません。申し訳ございませんが他のとても上手い作者様方とやられた方が凄く良いですよ!僕なんかよりも! (2020年6月27日 1時) (レス) id: 652fbe376d (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 紅藍泉。さん» あの、良かったら一緒に合作しませんか？ (2020年6月26日 23時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
ミク(プロフ) - そうなんですか！でも生前の名前可愛いですよ！ (2020年6月22日 6時) (レス) id: 1e828f9e08 (このIDを非表示/違反報告)
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