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『お父さん?お母さん?どこ行くの??』




?『迅来てはダメだ。』


?『あなたはそこにいなさい。』



『なんで?お父さん、お母さん、ねぇ……』







?「ん……じん……迅。起きろ。」


「ん?舘さん……もう朝?今何時?」



宮舘「朝だよ。今は、5時半だよ。」



「5時半……はや…」



宮舘「そう?もう、照は行ったよ?」



ひかる……ひかる……



「だれそれ。」



宮舘「え。岩本照。覚えてないの?」



「あ、あれって『ひかる』って読むの?」



『てる』じゃないんだ。



てか、


「もう、出かけたんだ……はやぁ。こんな朝早くからジム経営するの大変だなぁ……」




宮舘「ほら。早く起きて。ご飯作るよ。」



「はーい。」





早く行かないと舘さん怒らしたら大変らしいので(ノートに書いてた時に何故か渡辺さんが言ってきた。)
ちゃっちゃと着替えて、エプロン……エプロンどこいったかな。


あ、あったあった。





エプロンを付けながら、階段を降りていると、前からぴょんと跳ねてる毛がそのままな、あ、あべさん(だったっけ。)が上がってきた。




?「すみません……先日言うのを忘れてたんですけど……朝ご飯って今からでも食べれますかね…」



「あ、えーと……阿部さんでしたっけ?多分大丈夫です。とはいえ、作るのは僕ではないんですけどね……下にソファあると思うんでそこでくつろいでてください。」



阿部「あ、そうなんですね。分かりました。あ、あと呼び方なんでもいいですけど、阿部さんは堅苦しいんで他の呼び方で…笑」



「え。えぇ……そういうの1番センスないのに……。うーん……」


阿部、阿部さん、亮平さん、あべちゃん…



「あ、あべちゃん!」



阿部「あ、それいいですね!今度からそれ使ってください!」



「あべちゃんね。よし。覚えた。あ、僕のことは迅でいいですよ!」



阿部「はい!」



宮舘「ちょっと階段でなに世間話してんの。早くきなよ。迅。阿部もお前は寝癖直してこい。」



「うわわ、今行こうとしてたんだよ舘さん!」



阿部「え、ちょっと待って、寝癖ついてんの!?言ってよ迅!」





パタパタパタ……





「え。ごめん。」





というか……





「ねぇ。舘さん。」




宮舘「ん?」



「いつの間にそんなに仲良くなったの……」



宮舘「昨日。」




「貴族のコミュ力恐ろし!」

朝ご飯→←迅のノート



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作者名:青いうるふ | 作成日時:2020年2月23日 3時

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