【忍たま】不運なわけアリ少女はアホだった

なんとか纏まった親睦会 の段 ページ25

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A｢まだ、、、？｣






あれからだいぶ経つけど一向にまとまらない。






1人は自分の自慢話をグダグダ話だし、それに対して1人は言い返し、

また1人は自分で寒〜いギャグを言っては笑って、

また1人は外に穴掘り、もう1人は勝手に私の髪を結い始めていた。






私ももう髪型もされるがまま。






すると喜八郎が私を引っ張った。






そして、



ドンッ！






A｢あっ！｣





私を穴に突き落とした。






A｢ちょっと、何、、、？｣







今日喜八郎が掘った穴にハマって肩を怪我したというのに。







まぁ今はどこも怪我してないからいいんだけど。








すると穴の上から喜八郎が顔を覗かせた。






喜八郎｢だーいせいこう｣






だ、大成功って、、、
無理やり突き落としたんじゃ、、、








すると更に四年生のみんなが穴の上から顔を覗かせた。





タカ丸｢まとまりがなくてごめんね〜｣





三木ヱ門｢とりあえずA、こんな感じなのが私達四年生。｣





滝夜叉丸｢そうだ。あ、言っておくが私の方がAよりも美しいから決して自分の方が美しいとかそんなこと思わないでおいてもらいたい私は成績も優秀でグダグダグダグダグダグダ｣





守一郎｢まぁ、改めてよろしく｣





滝夜叉丸のグダグダとながい自慢話を遮ってまとめた言葉を言った守一郎。








A｢ははっ！四年生って変な人ばっかり！！

こちらこそ、改めてこれからよろしく｣








そんなこんな、非常に個性際立つ四年生の私の為の親睦会のようなものが終わった。







タカ丸｢よし、これでお開きだね〜｣





そう言ってみんな自室に帰って行った。





私はというと、、、






A｢えっ、ちょっと置いてかないでよ！｣






私は穴の中に落とされたままみんなに置いていかれた。






A｢これも、不運なの、、、？｣






ここにきてから不運の度合いが凄まじい。


多分伊作先輩ほどではないと思うけど。








その後、穴はそこまで深く無かった為昼間に怪我した肩に負担をかけないように
自力で上りきった。

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