１１６◆ロックオン ページ32
飯食って支度してる時から気がついてた。
俺完全にロックオンされてんなってね。
「ねーねーニノちゃん、今日飲もうよ」
そしたらほら、案の定だもの。
スタジオに向かう廊下に出た途端、
あいつがニコニコ話しかけてきた。
「はい？ なんでよ」
「いいじゃん久々に。ね？」
本人は小声なつもりだろうけど、
テンション上がってるらしく全然だ。
「ねぇってば、麗さんもぜひどうぞって」
「え、しかもお前んち？」
翔ちゃんが笑いをこらえて横を向く。
こっちを見てニヤニヤしてる大野さんのケツを一発叩きながら、俺はため息まじりに隣を見上げた。
「…だからお前ね。
いつだかも言ったけど、
なんでそこに俺の意思は絡まねぇわけ」
「えー、じゃあ来ない？」
こう言われると弱い。
ぐっと詰まった俺を見て、
愉快そうな翔ちゃんがさらに眉を下げた。
「ったく…行くよじゃあ」
潤くんがこらえきれなくなったのか、
ブッと吹き出してチラリと俺らを見た。
「…いやだからね、
怖いのよこの人の圧って」
「俺何も言ってねぇじゃん(笑)」
さらにテンション爆上がりの相葉さんが、
笑顔全開で肩を組んでくる。
「だっ…から離れろやお前は！」
「えーいいじゃん」
みんなの笑い声に包まれながら、
俺はヨロヨロとスタジオへ向かった。
※相葉くんの家で２人が飲むお話はこちら↓
『君に乾杯！』
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/f33kd11fkze_cr/
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薫子(プロフ) - なるちゃんさん» コメントありがとうございます(^^) 作者的にはかなり苦労した作品でしたが、面白かったと言っていただけてそんな記憶も吹っ飛びました。ドラマになったら…相当暗い話になりそうで考えただけで冷や汗が(笑) 最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました！ (2019年9月22日 22時) (
レス) id: aa5d845008 (このIDを非表示/違反報告)
なるちゃん(プロフ) - 完結、ありがとうございました！あー！楽しかったぁ！泣いたり笑ったり、とてもおもしろかった！ドラマにしてもらいたいくらいよ〜〜！ (2019年9月22日 8時) (レス) id: f390aacf74 (このIDを非表示/違反報告)
薫子(プロフ) - さやさん» こんばんは！いやぁ、ホント動かなさ具合ったら容赦なくて泣かされました…「だからぁ、この流れじゃ次どうにも動けないっつってんの」とチラ見もされずに言い放たれる感じ（伝われ）。最後までお付き合いいただきありがとうございました！ (2019年9月16日 22時) (レス) id: aa5d845008 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 薫子様!!!!!完結お疲れ様でした。頭の中で、和さんゲームに熱中し過ぎてんのかな？動かないわぁと気にしていました。最後まで丁寧にありがとうございました！ (2019年9月16日 21時) (レス) id: 4ca326b9cd (このIDを非表示/違反報告)
薫子(プロフ) - さやさん» お久しぶりです♪ド中心直撃ではなさそうだけど「嵐が来るぞー！」だよね。大きな被害が出ませんように(>_<) そして大野夫人の眠り姫設定を忘れてた私…うん、文字数の関係で書き換えられないけど、【俺に似てるとこ】優先なパパ心ってことでよろしくですw (2019年8月14日 23時) (レス) id: aa5d845008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薫子
| 作成日時：2019年3月24日 11時
