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挨拶 ページ3

．







あのまま、しばらくそのままだった。



彼の通った廊下をただ一点だけ見つめながら。








気付いた時には、たくさんの生徒で昇降口のロッカーは大混雑していた。









菊池「 はよ、Aちゃん。 」


あくびをしながら、私の前の席にカバンを置いた風磨くんが私に言った。






A「 おはよ、 」




彼の目を見て言うと、ニッと笑って友達の輪に入っていった。




毎朝、必ず挨拶をしてくれる。


別に大して話すわけでもないのに。









．

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作者名：しおり | 作成日時：2018年9月16日 18時

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