畑の皆に○○してみたされてみた！

お出かけしてみた《はじめしゃちょー》 ページ28

昨日急にお出かけしようなんて言い出すんだからあの人…(´･ω･`)
まあ急だとは言えどお出かけするからオシャレせんと…！！

(なかなか更新できず申し訳ないです(汗)

平日の更新はほぼないと思ってて貰えると助かりマス…)


#はじめしゃちょーの場合


『え、ちょ、はじめ君？』


私の手元には新幹線の切符が1枚ある。
突然はじめ君が私の手にポンと置いてきたものなので、状況がよく把握出来ていない。


は「ほら早く！新幹線来るから！」

『いや、今から東京行くの！？』


当然だよとでも言うように、はじめ君は私の腕を優しく引っ張って新幹線の改札口へ。

改札口を通ってホームへと向えば、ちょうど新幹線が到着してきたみたいだった。

人が少ないわけでもないから、少し歩きづらくて躓きそうになる。

そんな様子の私に気づいたのか、はじめ君は一旦止まって私の腕を引っ張っていた手を退けた。


は「ほら、腕捕まってて」


はい、と私の手を自ら腕に絡ませたはじめ君。
余裕を見せるかのようなその行動に、少々ドキドキする。

人集りを少し進んで、ようやく目的とする車両に乗り込んでお互い腰を下ろす。

取り敢えず新幹線に乗ったところで、私ははじめ君に訊く。


『なんで東京…？てか、東京行って何するの？』

は「んー？秘密」

『はあ……？』

は「ちょっとそんな反応しないでよ(笑)」


何するのかくらい教えて貰っても良いでしょ…。
人集りを超えてきた疲労のせいか、自然と小さな溜息が出た。


は「なんで東京行くのか知りたい？」

『うん…まあ』


そっかあ…とはじめ君が少しニヤついたような表情になったのを私は見逃していない。


は「やっぱ秘密」

『いや教えて！？益々気になっちゃうから』

は「んー…そーだなー」


はじめ君は一旦その場で座り直すのと同時に、私との距離を縮めた。

はじめ君の細く大きな手が私の手の上に覆いかぶさる。



は「皆に見つからないようにするためかな！


あと─…








夜その分イチャイチャ出来るでしょ？」


手を握る力がより一層強くなった。

↓《だいちぃ》→←入れ替わってみた

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す