紅蓮の君とはじめの一歩 (ページ7)

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6話力及ばずページ7

棗君「そいつうるさいからつかまえとけ」

うるさいじゃなくて、言う事聞いておいた方がいいと思うよ？脅しだけのつもりなら特にさぁ。

A「流架君手ぇ離して！蜜柑ちゃんかわいそうでしょ？」

流架君「別にそんなこと思わないけど。ていうか、近づいたらアンタも標的になると思うよ」

別に同年代の子くらい投げ飛ばせるからあたしはいいの！

くっ。あたしの能力は力筋力上げるわけじゃないから、振り解けない。

流架君「ところで棗。何でアリス使って脅さねーの？」

棗君「疲れてんのか調子でねーんだよ」

A「そんなのんきにしゃべってないで止めなさーーい!!」

ほら、中身見えてるから！流架君ガン見だよ!?ウソでしょ!?

鳴海「大丈夫!?蜜柑ちゃん」

助けに来るの遅い！

足音で退散し始めた棗君と流架君。手に持ってるのは当然ながら。

棗君「じゃあな。水玉パンツ」

蜜柑ちゃんの脱ぎたてパンツ。てか持ってったよあの子！普通に変態！

蜜柑ちゃん「ひぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

蜜柑ちゃんの悲鳴はその後10分続きました。うるさいです。けど、新しい制服を着たら元気になりました。

蜜柑ちゃんは単純な子です。

鳴海「さて蜜柑ちゃん。そして君は…」

A「月野Aね」

鳴海「Aちゃん。2人は無事入学決定しましたー!!」

蜜柑ちゃんは喜んでるからいいけどさ、あたしは部外者だよ？制服無理やり着せられた行為は何罪？

A「あたし、入学したくないんだけど」

鳴海「道連れです♡」

もう帰らせてぇ～～～