すみだ署の紅一点 (ページ5)

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菜奈さんは可愛らしい笑顔を浮かべながら私の所へ駆け寄って口を開いた。

菜奈「Aちゃん、今日もお疲れ様」

『ありがとうございます！もう先輩が居残りさせるんですよ〜、』

菜奈「あ、もしかしてAちゃん。また寝坊したでしょー？」

『あ、バレちゃいました？またしちゃったんですよ〜』

菜奈「Aちゃんきっとよく寝れてないんだよ。無理しちゃだめだからね？ゆっくり休むんだよ？」

もう菜奈さん優しすぎる(；＿；)

『もう菜奈さんの笑顔で疲れ吹っ飛びましたよ〜』

菜奈「ちょっとAちゃんったらー！」

あー可愛いすぎるよー！もちろん疲れも吹っ飛んだよ？？

私達は歩きながら色々会話をし、自分達の部屋の前に着く。

菜奈「じゃあAちゃんまたね！明日も頑張ってね！」

『ありがとうございます！おやすみなさい！』

自分の部屋に入りソファーに座る。

菜奈さんと翔太さん。憧れの夫婦である。

本当に見てて癒される。

あの2人だけキラキラと輝いて見えるもん。

私も早く彼氏作らなきゃ。

そう思いながら頭に浮かんできたのは神谷さんの顔。

いやいや本当に今日の私どうしたんだろ。

きっと疲れてるんだ。

そう言い聞かせながら私は、
ご飯を急いで済ませてシャワーを浴びて早く寝た。

次の日

目覚まし時計の音と共に目を覚ます。

やった、今日はちゃんと起きれた。

ちゃんと起きれた記念に時間覚えとこう。

8時25分。

『…』

『いやああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！』

私は署に着くなり、
神谷さんにめちゃめちゃ怒られました☆

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おまけ

「お前今日という今日は許さねぇぞ」

『ごめんなさいいいいいい(´TωT｀)』

「…ったく、次はねぇからな」

『(許さないって言いながらも許してくれてくれてる…！)』

『神谷さん優しい』

「…っ！い、いいから早く仕事しろ！」

『？？？』