遅刻 ページ3
明るい日差しとともに目が覚める。
『ん〜気持ちいい朝〜!』
近所で起きていた盗難事件の犯人がやっと捕まり、久々にゆっくり寝れた。
今何時だろ。
時計の針は8時20分を指していた。
『あ、詰んだ』
『ちこくけってーい!!!!!』
これは完全にやらかした。
また神谷さんに怒られる。←
あ、ちなみにだけど5日連続って話する?
私はそんなことを考えながら急いで着替え、
朝ごはんを食べずに家を飛び出した。
こーゆー時に運動神経を生かせるよね!←
『菅原A到着致しましたー!』
神谷「お前今何時だと思ってる?」
『げっ、神谷さん…!!』
この方は私の署の先輩である神谷将人さん。
いつもクールで私に厳しいけど、
たまーに、ごくごくごくまれに優しい。←
神谷「いちゃまずいか。
それから稀に優しいってどういうことだよ。」
『え、聞こえてたんですか?』
神谷「わざと声に出して言ったよな?」
『いやいや!誤解ですそれはー!!』
こういう時は逃げれば勝ち。
『あ、私今日事務の仕事しなきゃなんでまた!!』
神谷「あ、お前逃げんな」
え、ちょっとなんで追いかけてくるの!!
そして私たちの足の対決が始まった。←
水城「ちょっとちょっと遅刻して早々イチャつかないでよ〜」
「『これのどこがイチャついてるように見えるんですか!!??』」
水城「いや、冗談だから…ね!?」
神谷「…菅原…もう追いかけないから…仕事しろ…」
と、息を切らしながら言う神谷さん。
神谷さんって意外と体力ないんだね。
神谷「お前がありすぎなだけだよ。まあそんな事はいいから早くパソコン開け」
『わー!すみませんー!』
うるさい先輩だけどたまにかっこいい所あるんだよ?
あ、別に好きじゃないですよ?
そんな恋愛感情なんて持ってないからね??
なんてどーでもいいや。
まぁこれがすみだ署の日常でーす。
てことで私はドロンします。
神谷「仕事」
『あればれた、』
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