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#10 ページ10
考えてる間になんかだんだん涙が込み上げてきて
気づいたら、私は、涙を流していた。
太輔にはばれたくなくて、必死に涙を堪えてはみたけど
やっぱり無理だった。
藤「え、Aどうした?ごめん、からかいすぎた。
離すから...ほら。」
太輔は焦りだし、腰に巻き付けていた腕を離してくれた。
けど、なぜか動けなくてそのままな私。
そんな私に太輔は
藤「なんで、そんなに泣くの、そんなに俺のこと嫌いだった...?」
と、さっきの余裕が嘘だったかのように自信のない声で呟いた。
太輔はきっと誤解してる、この誤解を解かなきゃと思うけど
言葉は喉で詰まって出てこなくて出てくるのは涙だけだった。
そんな私の状況を理解してか、太輔は答えを急かそうとはしなかった。
少し落ち着いてきたころには、何から話せばいいか分らなくなっていて
気づいたら、太輔に抱き付いていた。
太輔は、戸惑いながらも背中をトントン
って、ゆっくり叩いてくれて
藤「A、場所変えようか」って、私を起こして手を引っ張った。
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作者名:ちょろすけ | 作成日時:2014年2月6日 18時