白雪姫のような紅一点 【JUMP】

Ｓｔｏｒｙ２１ ページ21

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過去





仁と出会ったのは、中1の夏。

私は熱中症になりやすくて、夏はほんとに苦手だったの。





施設では、1番歳上の私とりーちゃんが、交代でおつかい行くんだけど、ちょうど私の番の日。

すごく暑くて、ふらついたの。

その時助けてくれたのが。





？「大丈夫？」





仁だった。





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施設まで送ってくれて、仁が施設の隣の家だってことを知った。

ちょくちょく会ってるうちにね楽しくなって。

鈴唯と、前とも遊ぶようになった。





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そして、仁と出会って、３ヶ月たったの11月。

事件は起こったの。





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施設の子の誕生日の為に、ケーキ買いに行ってたの。

6時ぐらいだったんだけど、もう暗くて。





そしたら、後から誰かがついてきてるような気がして...。
勘違いっておもって、そのまま歩いてたら。





突然





ﾄﾞｶｯ...





頭を殴られて





意識を失った。





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