本性 ページ48
もう隠す必要は無いみたいだ
むしろ隠すのは無理だ
それに私ももう隠す気が無くなった
『先輩方が知ってる通り、俺は暗殺者です』
認めると目の前にいる先輩方と天井裏の五年生から更に動揺の気配がした
長「認めるのか…」
『はい。隠す気は無いので』
さぁここからは本性を見せてやらうかな
伊「どうして暗殺者なんか…」
『きっかけですか？そんなの忘れました』
留「お前…なんて言う暗殺者なんだ？」
『言ってもいいですが、知って大丈夫ですか？』
戦った事のある暗殺者だと知ったら、どう思うのかな？
小「知って大丈夫かってどうゆう事だ？」
『ショックでも受けるんじゃないかと思いまして？』
文「言ってみろ、お前はなんて言う暗殺者なんだ」
『莇の然憮』
全「ｯ!!」
そう驚いて警戒心を高めるのも
信じられないと動揺するのも
やっぱり予想通り
予想通り過ぎて逆につまんないな
つまんないからこそニヤけてしまう
『驚いたでしょう…まさか俺の正体が莇の然憮だったなんて…ﾆﾔ』
仙「お前が……」
『驚き過ぎて言葉が出ませんか？まぁそうですよね、もし俺が先輩方の立場なら驚きすぎて白目向くかもしれませんしw』
留「な、なぁ！なぜ乱太郎はお前を暗殺者だと知ってながら黙ってるんだ！」
『それは俺が脅したからですよ』
と微笑みながらそう言うと、先輩方の顔が強ばるのが分かった
そして顔を歪ませ私を睨んだ
そうか、先輩方は怒っているんだね
まぁそうか、大事な後輩が暗殺者に脅されてるんだもんね〜
文「お前は俺達を…忍術学園を騙していたのか」
『まぁ…そうなりますね…あ、でも学園長先生は知ってますよ？』
小「学園長先生が！？」
『はい^^』
伊「四十九院…君は多くの人の命を奪った…何とも思わないのかい？」
『別になんとも思いませんが、何か問題でも？』
伊「どうしてそう平気で人を殺すんだ！ 『仕事だからに決まってるでしょう？』…ｯ!!」
『仕方ないでしょう？それに、あなた方もいずれはしなければならないんですよ？だからあなた方は俺をそう責め立てる事は出来ません。忍者の卵とはいえ、いずれは忍者…同じ道を通るんですから…ﾆﾔ』
いずれ同じ事をするというのにどうしてそう青臭く正義を買い被った様に言ってるんだろう
人ってホント不思議だ
だからこそ嫌いなんだけどさ
どうやら先程言ったことがトドメになったようで、先輩方は何も喋らなくなった
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黒闇 - 最初の作品にもコメント書きました。覚えてくれたんですね。嬉しいです。これからも頑張ってください。更新楽しみにしてます。 (2021年2月5日 21時) (携帯から) (
レス) id: 737802ebc6 (このIDを非表示/違反報告)
リング(プロフ) - 八百万様 コメントありがとうございます！早すぎですよね爆笑、自分自身も早すぎて笑っちゃいました爆笑、頑張って書いていきます！応援宜しくお願いします！ (2021年2月5日 13時) (レス) id: 4477b9e623 (このIDを非表示/違反報告)
八百万(プロフ) - 続編おめでとうございます！移行が早すぎてびっくりしました笑体調に気を付けて頑張ってください！ (2021年2月5日 13時) (レス) id: 27244cdbca (このIDを非表示/違反報告)
リング(プロフ) - 黒闇様 コメントありがとうございます！最初の作品にもコメントしてくれましたよね？ありがとうございます！これからも頑張って書いていきますので、どうぞ楽しんでいただけると嬉しいです！ (2021年2月5日 9時) (レス) id: 4477b9e623 (このIDを非表示/違反報告)
黒闇 - 続編おめでとうございます。これからも頑張ってください。更新楽しみに待ってます。 (2021年2月5日 8時) (携帯から) (レス) id: 737802ebc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リング | 作成日時：2021年2月5日 1時
