〔RKRN〕三つの名を持つ者-第二弾-

聞いてはいけない会話 ページ45

文次郎side





朝、いつもの様にギンギンに鍛錬をしている時だった


文「ギンギーン!!よーっし、鍛錬はこのくらいにしとくか、食堂で朝食を食べなければ…」


鍛錬を終えて食堂に向かっている時だった


どこからか話し声が聞こえたんだ


声の方は人気のない校舎裏


こんな所で何をしているんだ？


声のする方を物陰に隠れながら見た


文「あれは五年は組の四十九院と一年は組の乱太郎……？」


するととんでもない話を聞いてしまったんだ


乱「だって先輩、今凄く辛そうな表情をしてますよ？」


千「…は？」


乱「本当は、暗殺者である先輩を、知られたくないんですよね？…五年生の皆さんと一緒に居たいんじゃないですか？」


千「……そんな訳…無いだろ……あいつらは俺にとってどうでもいい存在だ、仲間でも友達でも無い、俺に上手く騙されてる人間の1部だ」


乱「そんな事言わないで下さい！本当はそんな事思ってないですよね！？じゃなきゃそんな表情しないはずです！」


千「……そろそろ朝食を食べなきゃいけない時間だ…食堂へ行け…じゃあな」


乱「先輩！」




どうゆう事だ……


四十九院千景は暗殺者なのか……？


なら曲者ではないか！！


ギンギンに倒してやる！！…と行きたいが


でもあの辛そうな顔をした四十九院が気になるな……


それに何故乱太郎は四十九院が暗殺者だと言う事を知ってるんだ……？


ん〜1人で考えるのは無理だ…


とにかく、これは他の六年生に教えるべきだな


五年生には……今はまだいいか


俺は急いで食堂へ向かった

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