〔RKRN〕三つの名を持つ者-第二弾-

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文「莇の然憮め！次会った時は必ずギンギンに倒してやる！」

小「私の後輩に手出しした事を後悔させてやる！！」

伊「皆に解毒剤飲ませといたよ、後は大丈夫」

留「そうか、良かった」

確か園田村の薬草は万能な薬…けど間違えると毒になる

少し持って帰ろうかな…

土「皆の様態はどうだ」

勘「土井先生！」

伊「はい、様態は……」

土「体の力が抜ける薬…か、莇の然憮は薬の知識にも長けているのか…恐ろしい奴だな」

え、ごめん、毒薬しか知らない←

文「先生！追わなくて良かったんですか！」

土「落ち着け、今は園田村を守る事に専念しろ、手が空いた者は引き続き見張りを頼む」

と言って土井先生は行ってしまった

仙「我々も戻ろう」

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松明を持って見回りをしていると

勘「あ、千景」

『んぉ？勘右衛門か』

勘「お疲れ、さっきは大変だったよな〜」

『あぁ、突然暗殺者が来るなんてな…』

勘「ホントホント…明日タソガレドキが攻めてくるってのに、なんか疲れちゃったよ」

『俺たち戦ってないけどな^^;』

勘「2人で見回りしない？1人だと…さ」

『もしかして寂しいのかぁ〜？ﾆﾔ』

こいつ意外に可愛いとこあんのな

勘「い、いいから一緒に行こうっ！」

と少し顔を赤くして早足で行ってしまった

『お、おい！ちょ待てよ←』



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翌朝

昨晩薬でやられた子達は無事回復した

そしてタソガレドキ軍が攻撃を開始した

砲弾は村よりも手前に着弾する

けど砲弾は村に降り注ぐなこれは

何せ乾いた草でバウンドして速さを増すから

これは村の周りを水浸しにしないと

三「届かない！」

昌「伏せー！！」

急いでその場に伏せる

砲弾は村に届いた

三「届いた…草地でバウンドして…」

あれ？田村三木ヱ門君って過激な武器得意じゃなかった？

……ま、まぁまだ知らない事もあるよねｳﾝｳﾝ(--;)

そしてまた攻撃を開始した

昌「退避ーー！！！」

その言葉を合図に蛸壺に入る

割れた竹や木の欠片などが降ってくる

随分と激しく攻撃するな…

そして攻撃が止んだ

蛸壺から少し頭を出し確認する

どうやら止まったっぽい

『…みんな、大丈夫か……って、あ』

一緒の蛸壺に入っていた皆を心配すると、隣の蛸壺に入っていた伊賀崎孫兵の頭に砲弾が転がっていくのが見えた

文「危ないッ！」

と砲弾を受け止めて上に投げた潮江先輩

そして中在家先輩の頭上に砲弾が飛び

長「…ﾎﾞｿ」

っとトスをした

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