地獄の始まり ページ37
町人1「なぁ聞いたか？外れの村の話」
町人2「聞いた聞いた！なんか恐ろしい病が流行ってんだって？」
町人3「ただの風邪とかじゃない、命に関わるものらしい」
町人4「一気に人が亡くなったって、あの外れの村に家族がいる知人から聞いたよ…」
伊「………その話、詳しく聞かせてくれませんか？」
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この話が町に広まる少し前
中奈衣出代に新築ができてから少し後の事
中奈衣出代…巣子守Aにドクタケ忍者隊首領稗田八方斎からとある手紙が届いた
【殿が首を長くしてお待ちだ。少し作戦変更だ。それに従い速やかに任務を終わらせろ】
任務を開始してから、半年以上は経とうとしていた
ゆっくりと着実に任務を進めていた巣子守だったが
どうやらこれ以上のんびりは殿が許さないようだ
手紙を読んだ巣子守はため息を零した
『別にいいんだけどさぁ、なんらか不信感は持たれると思うんだよねぇ…。とはいえ首領命令だし、殿がお待ちみたいだし、まぁいいか』
棚から1つの薬を手にし
巣子守は不気味な笑みを浮かべた
『これは仕事なんでね。色々と申し訳ないですわぁww』
月が輝き、人々が深い眠りについている丑三つ時
巣子守は影の中を素早く走り、村中の井戸に白い毒薬を流した
毒薬が水に浸透する様子を巣子守は見つめていた
『私が出来るのは奪うことだよ、食満留三郎』
白い濁りが無くなり透明になった
『ほんと、バカバカしい』
そして日が上り
陽気におはようと言葉を交わす村人たち
日を浴びて、歯を磨いて
朝食を食べ始めてから
「いただきます！」
地獄は始まる
男「ｽﾞｽﾞｽﾞ…はぁ〜朝一の味噌汁は最高だなぁ〜」
女「今日は違う味噌を使ってみたの！どう？」
男「そうなのか！美味しいぞ〜、お前の作る料理はいつも美味しいからな！」
女「も〜あなたったら！今日もちゃんと食べてお仕事頑張っ「ッグ！！！ｹﾞﾎｹﾞﾎ！！！」ッ！？」
男「ｹﾞﾎｹﾞﾎ…！！ﾊｧﾊｧ…ッグ!!!!」
女「あなた！？どうしたの、大丈夫！？」
男「ｹﾞﾎ!!!!…ｶﾞﾊ!!!!(吐血)」
女「きゃー！！！！！誰か！誰か！！！」
男の子2「おかあちゃん！おかあちゃん！にいに！おかあちゃんが！！」
男の子1「大丈夫だ…今衣出代さんの所にとーちゃんが走って行ってくれてるから！」
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ずんだ餅 - 良き、更新待機( ´・∀・｀) (2023年2月22日 0時) (
レス) @page33 id: 12d02573a8 (このIDを非表示/違反報告)
悪紫 - 夢主くんの口調と、性格が大好きです！！更新頑張って下さい！ (2022年7月22日 21時) (レス) @page30 id: df4dd4aa9e (このIDを非表示/違反報告)
リング(プロフ) - にぃさん» コメントありがとうございます(*ˊ꒳ˋ*)、気に入ってくださって本当に嬉しいです！ありがとうございます！(´;ω;`)お気遣いありがとうございます、自分のペースで更新頑張ります！ (2022年3月23日 6時) (レス) id: 4477b9e623 (このIDを非表示/違反報告)
にぃ - めちゃくちゃ好みです！尊い作品を生み出した作者様に感謝！これからもご無理なさらないで更新頑張って欲しいです！ (2022年3月22日 22時) (レス) id: ee3ee8857e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リング | 作成日時：2022年3月13日 20時
