これでもドクタケ忍者隊忍び組頭-第二弾-

敵同士の運命 ページ21

爺さんに毒を飲ませてからここまでの流れまで約１ヶ月

半年くらいの予定だったけど、意外に時間がかかるな

稗田氏に手紙で伝えないと

それと山に薬草も取りに行かないと

そろそろ無くなる薬があるからね

…まぁ優先順位は薬草だね

稗田氏に知らせるのなんて、きっとおおよその期間がすぎたら、あっちも遅れてるんだろうなって察し着くでしょ

馬鹿じゃなければの話だけど



籠を背負って店の戸締りをしているとは


小津のおばあちゃん「おや衣出代ちゃん、角笠被ってどこかに行くのかい？それに大きい籠だねぇ」

『あら小津のおばあちゃん、こんにちは^^*今から山に薬草を取りに行くんです、この角笠は日焼け防止です笑』

小津のおばあちゃん「ほ〜そうなのかい、いつも村の為にありがとうねぇ」

『いえいえ、私の方こそいつも皆さんにお世話になっていますから^^*』

小津のおばあちゃん「本当に礼儀正しくて謙虚な子だねぇ、わしの孫の嫁になって欲しいくらいだよ」

『そんな大袈裟な^^;』

小津のおばあちゃん「あ、そうそう、山に行くなら気をつけてね、最近山賊がうろついているって噂があるんだよ」

『(山賊？)そうなんですか、物騒ですね…わかりました、気をつけて行ってきます^^*』

小津のおばあちゃん「気をつけていってらっしゃ〜い」

『いってきまーす！』




うぉーいマジかよ

山賊うろついてるとか聞いてないって

ただでさえ人苦手なのにさァ

あぁぁどうか会いませんように…←





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『えっとこれは？…違うな』


あの後、何とか山賊と会わずに薬草が生えている地点にたどり着いた

まぁ当たり前か

木の上飛んできたし

目的の薬草を探すために、本と植物を照らし合わせながら探す

探しているのはオオバコという薬草で、咳止めや眼病に効く

あと葉の部分には解毒作用もあって、持っていて損は無いんだ

ほら、村には年寄りが多いでしょ？だから咳してる人めっちゃ居るんだよね

おかげで咳止めの薬がどんどん減っていく

今回は沢山取らないと長期間持たないな

オオバコオオバコ…どこにあるんだろ…


『…これはキハダだ、腹痛を治す薬…まぁよく使うし取って帰るか』

摘み取って背中の籠の中に入れた


『さて、早く見つけないと日が暮れ ？「先輩！ここですか？」 …ん？』


声のした方を見ると、なんと忍術学園の忍たま、乱太郎と六年生の猫目がいた


猫目「うん、この辺りだよ！凄い！沢山植物が咲いてる！」

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