これでもドクタケ忍者隊忍び組頭

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その頃出城では

稗「みんな、いいこにしてるかなーぁ？」

文「あっ！稗田〜、保冷剤！」
留「殺虫剤！」
小「接着剤！」
伊「防カビ剤！」
仙「入浴剤！」
長「芳香剤」

稗「うるさい！儂は稗田八宝斎だー！ニヤリ…しかしよくもまぁ六人まとめて捕まったなぁ‪w」

文「やい八宝斎！乱太郎をどうした！応えろ！」

稗「乱太郎？乱太郎の事なんか知らんぞ？」

文「誤魔化すな！」

稗「いや乱太郎の事はともかく、この当たりの森をうろつくお前達六年生を何とかせねばと案じて」

文「何？」

稗田八宝斎は藁人形に忍たま一年生の布を被せた人形を見せた

稗「こんなもの作って、囮にしてみた所、お前達がホイホイと引っかかってなぁ」

文「本物の乱太郎はどこだ！無事なのか？」

稗「そこなのだ」

文「どこなのだ！(ﾟДﾟ三ﾟДﾟ )」

稗「いや〜そうゆう意味ではな〜く、お前達が勘違いしているだけだ」

文「え？」



そして後ろで風鬼が囮人形を赤子のようによしよしし始めた



稗「お前達が勝手にこれを乱太郎だと思い込んだだけだ」

「「「「「「え？」」」」」」

仙「乱太郎を囮にしていたのでは無かったのか？」

留「乱太郎を見たのは伊作だけだ」ﾎﾞｿｯ

伊「でも確かに居たんだ！」ﾎﾞｿｯ

稗「たかが藁人形に引っかかって、大した事ないな！ぬはははは！！ぬーははははは！！」

文「くそー…」

仙「どうする」

文「決まってる！ここを脱出してドクタケを叩く！」

長「だがこの手鎖、思ったより頑丈だ」

小「よーしわかった！私が！」

長「小平太よせ」

小「いっけいけどんどーーん！！！」

「「「「うわぁぁぁ！！！」」」」

ｽﾞﾃﾝｯ＿＿

小「あれ」

文「暴れるな！全員手首が繋がってるんだよ！」

小「あ〜ごめーん、しかし丈夫だな〜」

留「あんまり動くな！」

小「ごめんごめーん‪w」

留「だから動くな！！」

伊「ｲﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃﾃ」

長「ﾓｿ」

文「長次、何か名案が？」

長「……便所には、六人で一緒に行こう」

「「「「「だぁぁ！！！」」」」」ｽﾞｺｯ

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