序章-もう1人の自分- ページ2
You side 続き
ここはどこ?________
?「ようこそ……うちのパレスへ」
『へ!?』
振り返ると、白衣を着たもう1人のうちが居た。
Aシャドウ「まさか、本人がここに来るとは……ね。ここはお前の心そのものだ。」
『うちの………心?』
Aシャドウ「そうだ。ここはお前の心。ここはパレスと言ってな、その人の心を現してるんだ。本来は、その人が見ている景色や、欲望と願望が反映されるんだが………お前はちょっと違うようだ。」
『一体何を言ってるの?もう1人のうちは、頭でもイッてるのかな?w』
Aシャドウ「言っただろう?ここはその人の心を映し出すと…その人が見ている景色と言うワードは、周りと変わってはいないが、でもお前は欲望や願望ではなく、苦しみと痛み、悲しみを表している。そこが違うんだ。」
『は____?』
Aシャドウ「そうだ。お前に見せたいものがある。着いてこい。」
『_______な、何、これ』
そこにあったものは、たくさんの液体が入った容器に入った自分だった。
気味が悪い。
Aシャドウ「驚いただろう。見てわかると思うが、これはお前だ。」
『な、なんでこんなに!!』
Aシャドウ「お前がタヒんだら、新たにお前になる物さ」
『は?……自分がタヒんだら、これが新たなうちになる?________意味わかんないよ』
Aシャドウ「…………お前は、自分の心を犠牲にしてきただろ?」
『…………』
Aシャドウ「お前は自分を犠牲にして、他人を優先する、とても愚かな優しさを持った人間。だが、その綺麗で純粋な心は世の中には通用しない。…………お前は我慢して我慢し続けた。周りが幸せなら、自分はどうでもいいと。」
『………………』
Aシャドウ「我慢し続けた結果、お前は我慢したせいで負った傷を治すことなく、日常を過ごした。………………自分を何人も犠牲にしていることに気づかず」
『…………だって……うちは笑顔が好きだから………笑ってくれることが、うちの幸せだったし、嬉しさでもあった!!!!………だから』
Aシャドウ「だからお前は自分を投げ捨てた。とても愚かだ。愚かで馬鹿だな。…………でも実際どうだ?お前は周りに合わせるように性格を変え続けたけっか
本当の自分を見失ってるだろ?」
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リング(プロフ) - 影月薫さん コメありがとうございます!心に響く凄くいい曲ですよね〜(∩゚∀゚)∩、これからも楽しみにして頂けると嬉しいです!応援ありがとうございます! (2020年8月18日 14時) (レス) id: 4477b9e623 (このIDを非表示/違反報告)
影月薫 - 作中で夢主ちゃんが歌ってるの『誰かの心臓になれたなら』だー。いい曲ですよね(*^^*)これからも頑張ってください! (2020年8月18日 14時) (レス) id: c6fe3020ce (このIDを非表示/違反報告)
リング(プロフ) - 天音さん コメントしていただき大変恐れ入ります。ありがとうございます!私の作品を読んでくれているだけで感謝極まりないです。これからもどんどん更新していくつもりでございます。是非とも楽しみにして読んでくれると嬉しいです! (2020年5月23日 21時) (レス) id: 4477b9e623 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - 続き楽しみにしていますが、無理せずに更新頑張ってください! (2020年5月23日 19時) (レス) id: e0dca7bd69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リング | 作成日時:2020年5月7日 17時