【江口拓也】年下だけど貴方の隣にいてもいいですか？

胸騒ぎ ページ8

少し小走りで走っていると不意に誰かの声が耳に響いた。



「さっきそこの駅で事故があったらしくて救急車来てたわよ！」





「え？そうなの？」



胸騒ぎがした。



その胸騒ぎの正体がわからぬまま一刻も早く彼女の顔が見たくて走った。



駅が見えた。



良「夏海っ！」





救急車や人混みで彼女の姿は見当たらないが彼女の名前を叫んだ。



良「夏海。夏海夏海。」





何故か震えている手で彼女に電話をかける。



呼び出し音は鳴っているのに彼女は電話に出ない。



電話をかけ続けながら人混みを掻き分け彼女を探す。



良「はぁ、はぁ、夏海！なつっ((」





人混みの中、担架に乗せられ救急車の中に運び込まれる夏海を見つけた。



俺は今まで出したことが無いくらいの声で叫んだ。



良「夏海っ!!!」





そして担架に詰め寄る。



良「夏海！おい！夏海！」



救「すみません！搬送致しますので！」



担架から引き剥がされる。



そして早々に救急車は走り去っていく。



良「夏海、夏海、」





涙があふれてくる。



だが、泣いている場合じゃない。



良「行かなきゃ。」





涙を拭いタクシーをつかまえる。



良「○○病院まで！急いでくださいっ！」





タ「え、あ、はい！」





無事でいてくれ...!夏海っ...!


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なんかシリアスになってきましたね〜笑

いつの間にかお気に入りの数がすごいことになってましたっ!!!

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