【HQ】私は清水潔子が嫌いだ

その８ ページ10

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「っ、きゃっ!!｣



「っと。危ない危ない｣



「清水さん!!大丈夫ですか?!｣



「潔子さんんんんん!!!!｣






床に零れていたドリンクに滑って転びそうになってしまった清水さん。




そしてそれをすぐ近くにいた菅原さんが支えた。







し、ししししし、清水さんんんんんんん!!!!
ご無事ですかぁぁあああああああ!!!!



と、叫んでしまいそうなのをぐっと堪える。






ていうか、近ぇ!!スガさん近ぇ!!!!




転びそうだった所をぎゅっと後ろから抱き寄せている。



超近い。めちゃくちゃ近い。





「ご、ごめん菅原…。ありがとう｣



「いえいえ!!まあ怪我なくて良かった!!｣





…………なんだアレ。




清水さんが、清水さんが頬を赤く染めているではないか……!!





はっ、ま、まさか……、し、清水さんは、スガさんのことを……？





クソゥ、でもスガさんだったらまだ許せてしまうのが悲しい。




ていうか2人が並んでるの、絵になるってわけじゃないけどすんごいお似合い。





クッソ!!私も男に生まれたかった……!!!!





ダメだそしたら同性の特権【名前呼び】が無くなってしまうんだ。



私にどうすれと……!!!!

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