【銀魂】漫画みたいな"仮"交際は許しません！【土方十四郎】【学パロ】

6 ゴリラの泣き顔程キモいものはない。 ページ6

土方side

なんだこの女は。

言ってることと漫画の内容が一致してねーぞ？

「私…知りません。はい…本当に…泣」

「知ってたからあんな否定してたんだろ」

「そんなけがわらしいマネはしません！」

「いや漫画持ってんのてめーだかんな？」

俺はさらりとつっこんだ。

「あ、そーいえばトシ。今日風紀委員会の会議だったよな？」

「はぁ？それは明日…」

近藤さんが割り込んできた割に会議日程を間違えてやがる。

だからポケットに突っ込んでおいた日程表を見せる。

「…明日？え？今日じゃね？」

ふっ、それが明日なんだよな

俺はうろたえる近藤さんを前に鼻で笑う。

つーかどんだけ馬鹿ゴリラなんだこいつは。

なんで風紀委員会の長なんだよ

「トシ、やっぱ今日だぞ？」

「目腐ってんのか近藤さん、いいか？ここは…」




5/16 ○
5/17 なし


えー…今日は5/16…

は


え


はぁぁぁぁぁん！？




「とっとと早く言えや馬鹿ゴリラ！！行くぞオラァ！」

「えっ！？トシ…泣」

近藤さんが涙目で俺を追おうとすると

「え！？貴方達…風紀委員会だったんですか！？」

と言う女の声。

チッうぜえ！！！！




「そうだ、風紀委員会だ！！俺が副委員長で、こいつが委員長だ！わかったかァ！！！！」

瞳孔ガン開きにして言う。

「ひゃっ、すいませんでした！！！！十分わかりました！おお〜流石副委員長さん〜」

「てめェ最後棒読みだなァ！？」

地獄耳舐めんなよ。

俺は近藤さんをすごい距離で引き離して会議場所に走った。



「ちょっトシィィィィィィ！！！！」

「…これトシ君が間違ってたせいですよね？結局トシ君が悪いんじゃ…」

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