2.真選組に行くため依頼しに行ったのに… ページ3
『ってたまお前こんな子どこで拾ってきたの。こんな可愛い子そこら辺には居なかったハズだぜ」
ただ今万事屋の居間のソファー。結局なんて読むのはわからないが、銀髪野郎と対面中。
なんだこのモジャモジャ。
『さっきあったんです。私がスナックお登勢から出てきたら、こちらの方が依頼に来た…と思い込んでしまいまして』
そう言って"たま"と呼ばれた女の子はチラッと私の方を見る。
コレは自己紹介してアピールか！？
まぁいいや。軽く自己紹介でもしとけば大丈夫だろ。
『え、と…A…と申します…』
慣れていない敬語を使ったから、少し照れがある。
私は実はアイドルだから、正体はバレないように一応苗字は避けたが。
『A様ですね。銀時様。このA様、依頼があるそうです』
『依頼ぃ？どんな依頼だ？』
銀髪野郎が首を傾げ、こちらを見る。
私は強く噛みしめていた唇を離し、口を開ける。
『その…し…真選組ってどこかわかりますか？』
『はぁ！？真選組ぃ？ちょ、あのアイツらと腐れ縁でも！？それか…お付き合いしてる方とかいる？』
その銀髪野郎の質問が大きくなるたび、銀髪野郎の顔が近くなる。
『いや…その…』
ただ住む家が無いし、ミツバちゃんから真選組に行ってね。って言われただけだし！
それと…もう気づかないかな！真選組って言う単語にビックリしたのは知ってるからでしょ！
私がシスk…鬼の副長の妹だってこと！
髪色だって瞳の色だって同じだし！
まぁ本当は内緒にしときたいけど…
『違うならいいけどさぁ…なんかアイツらに頼まれた？だって女隊士禁止でしょ？』
『いや別に入ろうとしてないです。私はただ…』
次の言葉を言いかけた時、バン！っと壊れたての引き戸が鳴り出した。
『旦那ァ。今日ツインテールの美少女見やせんでした？土方さんの妹の』
『ちょ、沖田君！？何勝手にズカズカ入り込んでんの！ってツインテール…？』
くるりと銀髪野郎が投げかけた視線には＿＿
私が。
『…A！？お前やっぱり迷子になってたんですねィ…。土方さんが探してまさァ。行きやしょう』
『いや…ちょっと待てよ！土方君の妹！？ええっ！？うわ…超美少女で可愛いじゃん…』
何言ってんだコノヤローとぶっ飛ばしたかったが、今はそんな暇はない。グイッと引っ張られた手が離れなかった。
私は万事屋を出て、シスコン野郎を探しに行った。
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あこりん先輩 - クリームチーズさん» るぅとくん可愛いですよねぇ…ﾜｶﾘﾐ)ママに会いたい見てからさとみくん推しになりました……ww (2019年8月21日 12時) (
レス) id: 5970e2ed7a (このIDを非表示/違反報告)
あこりん先輩 - あの、NGワードの土方ｵﾁの作品、説明しよう！ってすとろべりいぬまじっくじゃないですか！？違うならごめんなさい……私はすとぷりでさとみくん推しです！ (2019年8月1日 11時) (レス) id: 5970e2ed7a (このIDを非表示/違反報告)
あこりん先輩 - 過去篇のオマケが好きすぎるwwなんか沖田らしいなぁ……と思いました (2019年7月27日 18時) (レス) id: 5970e2ed7a (このIDを非表示/違反報告)
チョコマカロン - おもしろいです!アイドル設定初めて見ました!!更新頑張ってください!! (2019年7月21日 19時) (レス) id: 96f377e6e5 (このIDを非表示/違反報告)
あこりん先輩 - アイドルちゃんの性格がめっさ好きです！こういうのあまり見たことなかったので！更新頑張って下さい！後、私は銀さん推しです！ (2019年7月20日 23時) (レス) id: 5970e2ed7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クリームチーズ | 作成日時：2019年7月4日 21時
