へし切長谷部の妻と申します。【刀剣乱舞】 (ページ2)

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1.鍛刀CPと長谷部の土下座ページ2

某月某日。

とある本丸に政府から鍛刀CPのお知らせが舞い込んだ。

審神者「今回の実装は…長篠一文字か…」

部屋で審神者と共に仕事をしていたへし切長谷部がその言葉に顔を上げた。

長谷部「主…今なんと…」

審神者「今回の実装は長篠一文字か…」

長谷部「長篠一文字…」

審神者「長谷部…？」

長谷部は審神者の言葉を繰り返すと持っていた筆を置き、土下座をかました。

審神者「長谷部ぇぇぇ！？」

長谷部「お願いします、鍛刀してくださいませんか」

審神者は驚いて声が出なかった。

なぜなら、へし切長谷部は主ガチ勢と呼ばれる刀で、新しい刀が来る度、凄い顔で睨むような男だからだ。

鍛刀する度、新しい刀とか要りませんよねぇ？と言ってくる。

へし切長谷部は嫉妬深い。

そんな長谷部が土下座をするほどこの刀に会いたいというのは審神者に伝わった。

審神者「とりあえず顔上げてくれ？鍛刀するけどさ、この刀とどういう関係なの？」

長谷部「ありがとうございます。関係ですか…夫婦…ですかね」

審神者「……夫婦ぅぅ！？」

審神者は先程と同じく驚いて声が出なくなった。