ワッッルい顔５ ページ47
コハクは手にした短剣をちらつかせ、ゾッとするような笑みを浮かべるコハク。そんな彼女の気迫に2人はたじろぐ。
千空「ｸｸｸ、一触即発じゃねぇか。ワッッルい顔すんな、テメーはよ。」
そんな雰囲気の中、千空はコハクが持ってきた水瓶に入った湯に石鹸をつける。石鹸で泡立った親指と人差し指で円を作り、そこに息を吹き掛ける。
すると出来上がったのはシャボン玉。
家庭用液体洗剤でも十分製作可能ないわゆる子どもの頃に実体験がある『身近な科学』なのだが＿＿
コハク「妖術＿＿＿！？」
フッと千空が作り出したシャボン玉に向けて茶髪の青年は槍で一突き……
？「なんだぁこの怪しげな、空飛ぶ勾玉は……！？」
こんなもの初めて見ました、と言わんばかりのあからさまに科学の知識はゼロの反応に、水瓶の近くにいる千空と顔を見合わせる。
千空「はーーーん」
A「そのレベルね……」
千空「ｸｸｸ、な〜〜ら丸ごとイタダけるな。科学力で40人のマンパワー全員仲間にゲットしてやるよ。唆るぜ、これは……！！」
そういう千空の顔は先のコハクと似たいわゆる、ワッッルい顔。ジト目をした彼女が突っ込む。
コハク「ならば！まずはとにかくクロムの奴をゲットだな」
千空「誰だそりゃ？」
コハク「昨日言った役に立つ男だぞ。それに何より、一番チョロい」
⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰
A「そう言えばコハク。聞きたいことがあるんだがいいかい？」
コハク「何だ、A！」
A「金狼が茶髪の青年で合っているか？」
コハク「あぁ。銀狼は金狼の弟だ」
A「(金狼なのに、茶髪なんだな……)」
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Miror - 滑車習った覚えがない (11月20日 15時) (
レス) @page43 id: b10d4121aa (このIDを非表示/違反報告)
Mari(プロフ) - 滑車の原理なんて習わなかったですよね！多分私立の小学校とか進んでる小学校とかなら教えてもらってるんですかね？ (2022年7月18日 14時) (レス) @page43 id: b5bf6b5c5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Saki | 作成日時：2021年8月8日 20時
