コハク１ ページ42
狼煙が上がっていた方角を千空と歩く。
千空「科学の王国を作るために！狼煙をあげた謎の連中�爍忰瓩鮹膣屬縫殴奪箸垢襦帖帖�！」
A「問題があるとすれば、司と�爍忰瓩�接触しているかどうか、だな」
入れ違いで会ってないことにこればっかりは賭けるしかない……か。
すると、バキバキと音を立て向こうの木が倒れるのが見えた。最悪の事態を頭の端っこに置いておき急いで駆けつける。
科学の旗を枝に巻き付け、千空は即興の武器を作っていた。私が前を歩き進む。
現場に着くと、同じ年くらいの金髪の女の子が大木の下敷きになっているのが見えた。
？「＿＿＿君たちは女を守った紳士な妖術使いたち！生きてたのか……！！」
大木の下に枝を挟み、てこの原理を用いた救出を試みようとする千空だが大木はビクともしない。
千空「無駄口叩くな。自己紹介は後で飽きる程聞いてやっから体力温存しやがれ」
千空が喋ってる間にひび割れた地面の隙間から彼女の状態を確認する。
A「特に大きな外傷はない、見える範囲は問題なさそうだ。夕方まで粘れるか？」
彼女は困惑しているのかまっすぐに私を見る。
A「君がもう限界なら残った僅かな火薬で一か八か大木ごと吹っ飛ばす」
千空「だが粘れるなら、時間はかかるが100億％助けてやる！！テメー本人じゃなきゃ分からねぇ二択なんだ！！ソッコーで決めろ。どっちだ！？」
驚いた様子の彼女だったが、話を理解してくれたらしく力強く頷いた。
？「あぁ、内臓も骨も無事だ。粘れる！！」
救出作戦開始だ、さっそく作業に取りかかる。
A「倒木の重さは見たところザックリ1
石器の斧で近くの木を切り倒す。千空は女の子が倒れている木に傷を付けロープを巻くための溝を作る。
千空「俺の体重が60kgちょいだから…」
A「×2の3乗で500kg」
千空「3枚ありゃギリいけるか？」
木に黒色火薬を使って穴を開け、その穴に竹を突き通すのだが……
A「竹の強度が怪しい。土詰めるしかないね」
土を詰めた竹を突き通し、側面に一周溝を掘る。そうして3つの木製タイヤが完成する。体力ミジンコの千空より私が早い。私がタイヤ作りの作業を進めた。
その間に千空は草からロープを作る。元々持っていた石鹸も使った。泡でロープの摩擦を減らすためだ。
千空「こんなとこで石鹸が火ィ吹くとはな。ｸｸｸ、千空先生の発明品オールスター大集合じゃねぇか！」
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Miror - 滑車習った覚えがない (11月20日 15時) (
レス) @page43 id: b10d4121aa (このIDを非表示/違反報告)
Mari(プロフ) - 滑車の原理なんて習わなかったですよね！多分私立の小学校とか進んでる小学校とかなら教えてもらってるんですかね？ (2022年7月18日 14時) (レス) @page43 id: b5bf6b5c5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Saki | 作成日時：2021年8月8日 20時
